レーシックは安全性の高い手術ですが、合併症などのリスクはゼロではありません。
リスクを事前に正しく理解しておくことで、トラブルが未然に防げることも多いのです。
安心してレーシックを受けるためにも、どのようなリスクがあるのかしっかり確認しておきましょう。
角膜に作成したフラップが完全に癒着するまでの間に、細菌が侵入し感染症を起こす場合があります。術後は必ず目を清潔に保ち、ケアを怠らないようにします。万が一、感染症が起こり眼球が白濁しても早期治療により直すことが出来ます。
手術により一時的に視力の回復が見られても、近視の戻りが起こる場合があります。程度が強い場合は、角膜の状態によっては再手術を行うことも可能です。
レーザー照射の際に、医師が眼球を固定しないで実施した場合、照射がずれて術後に乱視が起こる場合があります。
レーザーの照射中、角膜の表面から生じたガスがレーザーを遮ることで、角膜の削り残しが島のように盛り上がった状態のことをいいます。
術後、何らかの原因で角膜の上皮細胞がフラップの下に侵入してしまう状態のことをいいます。一部混濁する部分もあり、視力低下を引き起こすことがあります。上皮細胞の侵入が起こった場合は、フラップをめくり洗浄が必要となります。
レーザーで角膜を削り過ぎると、薄くなった角膜が眼圧に耐え切れなくなって飛び出してくる状態です。そうなるとさらに近視が強くなります。
フラップの下で炎症が起こるもので、手術後約1日~1週間で発症します。点眼や内服の治療でほとんどの場合治りますが、まれに悪化する場合があります。その場合はフラップ下の洗浄が必要となります。
後遺症として最も多い「ハロ」「グレア」という現象が起こることがあります。
「ハロ」「グレア」とは、夜間に光がにじんで見えたり(ハロ)まぶしく感じたり(グレア)することです。術後、約半数の人がこれらの症状を訴えるようですが、通常は時間の経過とともに改善されますが、多少残ってしまう人もいます。
術後ドライアイの症状がでることがあります。これはレーシック手術時のフラップ作成により一時的に神経が切断されるために起こります。目薬や涙点プラグを挿入することで症状を緩和することができます。